トゥルムはメキシコのどこに位置するか
トゥルムはメキシコの東側にあるユカタン半島に位置します。ユカタン半島は6600万年前に恐竜が絶滅した隕石が落ちた場所で有名です。それによって何万箇所というセノーテ（地下水脈の湖）が生まれました。そしてその影響なのか、山がひとつもありません。完全にフラットな大地に延々とジャングルが広がっているという特徴がある場所です。ユカタン半島の東半分はキンタナロー州と言って、他にカンクンやプラヤデルカルメンという観光都市があります。トゥルムはカンクンから南に車で１時間４５分の場所に位置しています。トゥルムは客層としてカンクンやプラヤデルカルメンと全く違うテイストと客層で人気を博しています。
トゥルムの不動産開発エリア紹介
不動産投資をする場合、どれがベストな選択肢なのかを決める大きな要因のひとつは立地です。
トゥルムで物件を購入する際、まずビーチに近いことが重視されますが、街は地域ごとに分かれていて、それぞれに特徴があります。今回は、観光客の滞在先として、また投資家の開発先として人気の高い5つのロケーションを紹介します。
- Aldea Zamá（アルデア サマ）
トゥルムの主要な開発地がある住宅地です。トゥルム-ボカ・パイラ間の主要道路が主な交通手段で、この地の特徴であるターコイズブルーのビーチに通じていることから、最も付加価値の高い地域の一つです。
- La Veleta（ラ・ベレタ）
この2年間で最も拡大した地域のひとつで、ブティックホテルやショップ、レストラン、カフェが数多く建設されています。ジャングルの景観を楽しみながら、ビーチや街の中心部までサイクリングができるのも、このエリアの魅力です。このエリアはクリエイターとアーティストが多く住み着いており、クリエイティブな人が多いです。
- Region 15（レヒオン15）
レヒオン15とラ・ベレタが隣接しているため、混同される方が多いかもしれません。冒頭で述べたビーチまでの距離で区別されています。このエリアは今コンドミニアムの建設が一番盛んな場所で、新しいコンセプトのコンドミニアムがたくさん生まれています。
- ダウンタウン
大きな開発はありませんが、主に漁村のオリジナルの建築を維持し、バー、レストラン、ホステル、若い人向けのパーティ会場が中心となっています。ビジネスの種類として、これらの特徴を重視したい投資家にとっては、良い投資先と言えるでしょう。
- Region 10と11（レヒオン10,11）
この地域はトゥルムで最も新しい地域で、大規模な開発やバケーションレンタルは期待できず、むしろ休暇用のセカンドハウスや長期レンタル用のファミリータイプの住宅が予測されます。しかし、街の喧騒から少し離れた場所に家を購入したい地元の人にとっても、最適な選択肢となります。
トゥルム 不動産投資、今後の展望
上記で紹介したエリア以外にもさまざまなエリアが現在拡大中です。特にニュートゥルムと呼ばれる、富裕層向けゲーテッドコミュニティ（セキュリティのエントランスがある住宅街）はこれから期待できる地域の一つです。土地を四角に細かく分譲すると、敷地めいいっぱいに建物が立ちます。木は利益にならないので、全て切り倒されてしまい結局コンクリートの都市になってしまうのが通例です。カンクン、プラヤデルカルメンも同じ道をたどりました。今回トゥルムでは同じ道を辿らないように、建坪率を抑えて森を残しつつゲーテッドコミュニティを作ることで、ジャングルを守ろう、開発も進めていこうというのがニュートゥルムと呼ばれるエリアになります。またビーチ沿いの道の裏手に位置するので、アクセスが非常に良く、最大の費用対効果を発揮するエリアとなります。まだ開発がほとんど始まって間もないこのエリアはこれからの場所で、少しつづこれからマーケットが生まれてくるでしょう。ニュートゥルムで開発中のプロジェクトに関しては別記事で詳しく説明します。
また、もう一つおすすめのエリアは、Region 8（レヒオン８）です。レヒオン15のさらにビーチ寄りのエリアです。ビーチまでは数分です。コチラは開発が少しづつ進んでいて、まだ地価もそれほど高くなく、今一番オススメのエリアです。コチラはニュートゥルムと比べて、比較的敷居が低く、コンドミニアムが主な建物になります。将来的には飲食店やバーの集まるメインストリートのような場所もできて、トゥルムの人気スポットの一つになっていくと思われます。
次の記事では、理解しておきべき、メキシコ不動産購入における・物件の種類・必要条件・登記について、ざっくりと解説していきます。↓
メキシコ トゥルム海外不動産投資 vol.4｜不動産購入における知っておくべき・物件の種類・必要条件・登記・について
トゥルムの不動産投資の利回りに関する記事はコチラ↓
メキシコ トゥルム海外不動産投資 vol.1｜トゥルムがなぜ今不動産投資としてチャンスなのか
トゥルムの不動産物件のデザインや間取りに関する記事はコチラ↓
メキシコ トゥルム海外不動産投資 vol.2｜メキシコ トゥルムの不動産物件はどんなデザイン？
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nehan S.A de C.V. （株式会社nehan メキシコ現地法人）
代表取締役：鯉谷ヨシヒロ
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