【精神のアップデート】カリブ海トゥルムで体験できるメキシコ屈指のウェルネスリトリートまとめ

written by さいどん -かくめいメディア・クリエイティブ担当-

ウェルネスのメッカでもあるトゥルム

©️Azulik/image1

メキシコのカリブ海にあるユカタン半島。ここにはカンクンを始めとした世界屈指のリゾートがある。このユカタン半島にある今、世界が注目するエコリゾートのトゥルムはカンクンとはまた一味違った魅力が盛りだくさんであり、欧米諸国から多くの観光客が肉体的・精神的な癒しも求めるウェルネスバケーションのためにこの地にやってくるのだ。それは日々、都会のストレスフルな喧騒にまみれる中で失ってしまった本当の豊かさを呼び起こし、再びその豊かさを取り戻そうする行為でもあり、現代人が本質的に求めているものがここにあるのだ。

トゥルムで体験できるウェルネスとは?

では、具体的にこのトゥルムの地でいったい何ができるのか?ウェルネスバケーションの地として世界から注目されているトゥルムは変容と癒しのメッカと見なされている。エメラルドグリーンに輝くカリブ海、ユカタン半島の地下を流れる地下水脈によってできた水中鍾乳洞セノーテ、世界がその謎と奥深い文化を持っているマヤ文明の遺跡、手付かずのジャングル、癒しの地として完璧な条件が整ったこの場所でのウェルネスがいかに贅沢なことか理解できるだろうか?ウェルネスに特化したこの小さな街ではあらゆるリトリート・スパ・儀式などを受けることができ、毎日トゥルムのどこかで様々な体験に参加することができる。その体験の中で自分の肉体や心を癒すだけでなく、自分自身の深い意識にアクセスし、新たな自分の再発見、深い気づきなどを得ることができるだろう。以下にトゥルムでどこでも体験可能なウェルネス体験をピックアップした。実際に体験できる施設の紹介はまた次回の記事にて紹介することにする。

ヨガ

トゥルムのビーチサイドにあるホテルでは毎日ヨガクラスが行われており、ホテルにヨガシャラがあることはもはや当たり前だ。ホテル宿泊者でなくても参加可能で非宿泊者は日本円で1000円前後。もちろんトゥルムのダウンタウンにもヨガクラスを開講しているヒーリングスペースはたくさんあるので、日本よりも気軽にヨガができる。ただ、ビーチサイドのほうが、デザインセンスも高くて、自分の内に集中するのにベストなヨガシャラがあるので一度行ってみるのもいい。ちなみにヨガの種類もたくさんあるのだが、この中でもトゥルムでよく行われているヨガを紹介しておく。

ハタヨガ

ヨガの元祖とも言われているハタヨガはアーサナと言われるポーズとプラーナヤーマと言われる呼吸法を組み合わせたヨガとして考案された。自然と健康になっていくヨガで、激しい動きも少なくてポーズも難しくないので初心者におすすめだ。

クンダリーニヨガ

気づきのヨガとも言われているクンダリーニヨガは呼吸法やポーズにマントラと呼ばれる神聖な音を唱えることを組み合わせたヨガ。体内に7つあるチャクラを活性化させることで精神面にアプローチするなど、瞑想要素が強めのヨガだ。

アシュタンガヨガ

アシュタンガヨガは6つのポーズを基礎に段階的に変わっていくヨガポーズをとる。動きは激しめなので負荷はかかるが呼吸法と合わせてダイエットにはかなり効果的なヨガだ。

ヴィンヤサヨガ

ヴィンヤサヨガはアシュタンガヨガから派生したヨガで、アシュタンガヨガのように動きも大きく、運動量が多め。呼吸と連動させてポーズを流れる変化させていく。アシュタンガヨガとは違って細かいルールがないため、こちらのほうが自由度が高い。

サウンドヒーリング

サウンドヒーリングはサウンドバスやサウンドメディテーションと呼ばれたり色々な呼び方があるが、要するに音の振動によって、肉体的、精神的、感情的に癒しを与える空間を意図的に作り出す、音を使った瞑想だ。楽器には、ゴング、クリスタルボウル、民族楽器など人によって様々な楽器が使用される。古くからオーストラリアのアボリジニやチベットの僧侶などの文化で古くから使用されてきた。この音の振動数を脳波へ同期させることにより、心の中にある恐怖や不安などのネガティブな感情が生み出す低いエネルギーを愛と喜びに満ちた高いエネルギーへシフトさせることができるという。もちろんリラクゼーション効果だけでなく、自分の内に深く入ることができ、精神的な問題にもアプローチができるのだ。

テマスカル

テマスカルは古代のメキシコ先住民から受け継がれる伝統儀式に使われるサウナ。テマスカルという言葉は「熱い石の家」を意味し、文字通り粘土と石で作られたドーム型のサウナで、入浴や治療、儀式に使われていた。アメリカではスウェットロッジと呼ばれており、ネイティブアメリカンに伝わる儀式の一つになっている。薬草やハーブを煮出した水を石にかけて発生した蒸気が体を浄化してくれ、その空間の熱さの中で自分の内とひたすら向き合う。リラクゼーションをする意味だけでなく、魂の浄化や母親の胎内に戻ることで新しく生まれ変わることも意味しており、儀式を終えてテマスカルを出るときは新しい自分になっているのだ。

カカオセレモニー

カカオセレモニーは古代マヤ時代から続く神聖な儀式の1つとして行われたもので、マヤの人たちにとってカカオは食べ物や儀式に使うだけでなく、通貨としても使うくらい重要なものであった。また、カカオには幸福感をもたらす神経伝達物質も含まれており、不安や恐怖を和らげる効果もあるという。カカオセレモニーではカカオを飲んでその空間に集まるみんなと感謝の気持ちを表すことでそれぞれの心とつながる。カカオをただ飲むだけではなく、様々なワークや瞑想、呼吸法、ダンス、音楽などを活用して意識を意図的に変容させていく。変容する意識の中でほかの参加者との結びつきや感謝を通して、つながりと解放を感じるのだ。

ブレスワーク

ブレスワークとは意図的に自分の様々な感情にアクセスしたり、自己認識を深める呼吸法のことである。呼吸法といっても種類は様々だがどれも不安やストレスを軽減したり、集中力を高めたり、新たな洞察を得たりと、呼吸だけで精神性を高めることができるので、簡単な呼吸法であれば誰でも可能なので、忙しく、ストレスフルな毎日を送る人ほどおすすめしたいヒーリングだ。

ホロトロピック呼吸法

ホロトロピック呼吸法は深く、速い呼吸をすることで変性意識に入り、深い意識の中でビジョンを見たり、過去の記憶や自分が認識していない深い感情を呼び起こす呼吸法である。いわゆる悟りを得ることができると言ってもいい。トランスパーソナルの代表的な手法の1つである。セッションはマットの上に横になり、音楽をかけた状態で行われ、ペアを組んだ状態で1人が「ブリーザー」として呼吸を行い、もう片方が「シッター」としてブリーザーをサポートする。人によってはトラウマと向き合ったり、重要な問題が表面化したり、今までにないほど自分自身を深く受け入れることができるようになる。

クラリティ呼吸法

クラリティ呼吸法はホロトロピック呼吸法と同様、潜在的な意識へアクセスし、無意識で心が持っている思考や傷跡にアプローチすることができる。そうすることで否定的な思考や感情を取り除き、日々高い意識状態を維持することができ、多くの分野で癒しに利用されてきた。ホロトロピック呼吸法との大きな違いは呼吸の速さで、ホロトロピック呼吸法ほど速くはない。では、効果の違いはなんなのかというと潜在意識の中でも手放す準備ができている感情を解放をするのがクラリティ呼吸法だ。

エクスタティックダンス

エクスタティックダンスとは心や体を解放して他の人や内なる自分のとつながることを目的に参加者全員が自由に思うままにひたすら踊るというダンスを使ったある種の瞑想だ。日本人にとって踊れないことがすごく抵抗に感じる人もいるかもしれないが、このステージの中では飛びまわろうと、踊り狂おうと、走り回ろうとなんだっていい。音楽を感じてそれに合わせてただ体で表現するだけだ。自分の内から湧き出た感情にしたがって素直に体を動かせばいい。瞑想のイメージといえば、座って目を閉じて動かないイメージだが、動的な瞑想もあるということだ。

ウェルネス体験が充実しているトゥルムのホテルゾーンについて→自然との融合がテーマのカリブ海のエコリゾート「トゥルム」のユニークなホテル5選


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〜世界中が居場所になる「ファイナルランド」を作る〜

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