はじめまして、nehan 主催の鯉谷と申します。
この記事を読んでいる方は何かしらの繋がりで僕のことを知っているかもしれません。まず最初にリトリートの起源をぜひ知ってもらいたいので、以下の記事を先に読んでもらえると助かります。
さて、上記の記事を読んで大体のリトリートとは何かが掴めたかと思います。
リトリートは「魂の声を聞く」ことができる身体性のあるワークです。
なぜ、リトリートを開催しようと思ったのか?
ちょっとだけ僕のストーリーを聞いてもらえたらと思います。
この文章を読んでいるということは、繋がりで僕のことを知っている方も多いかもしれませんが、ヒッピーと言われる類の人種です(笑)。20年間メキシコに住んでました。半分メキシコ人化しています(笑)。20〜30代はメキシコをベースにしつつ世界を旅をしてきました。
馬30頭、25人でグアテマラやメキシコを1年半、ずっと山の中でサバイブして究極のマインドフルネス体験をしたり。そのいく先々で、エコビレッジと呼ばれる自給自足をして、自分達で社会自体を作ってしまったグループにもたくさん出会いました。
幻覚作用のあるサボテンで有名なペヨーテを何千年も前から儀式として使用してきた先住民族、「ウイチョル族」のシャーマン達と砂漠を巡礼し、彼らの儀式に何度も何度も参加して、彼らと生活を共にして、シャーマニズムと儀式の本質、人間が生きる本質を学んだりしました。

また、世界のリトリート中心地の一つ、カリブ海にあるトゥルムに5年住んで、世界の最先端のリトリートを受けたり、それを取り扱うシャーマン(実際は先住民族がシャーマンであり、その人達から学んだ現代人のことをファシリテーターと呼ぶ)達との交流の中で、体験と共にリトリートが何故、今の社会に必要か、そして必要とされているかを学びました。
結論、リトリートとは、自分の限界を超えてさらに成長し、より幸せで満ち足りた人生に必要不可欠だと確信するようになりました。旅の体験も、巡礼も、リトリートもすべてはまるで導かれたかのように僕の人生の歯車は回りはじめ、気づけばその導きのお手伝いをさせていただく役目を担うようになりました。


より多くの人が、気づきを求めている。
社会は資本主義でより便利になりつつも、これ以上解決できる課題はとことん小さい問題か、政治的な大きな問題しかない。つまり一個人としては日本社会はほとんど解決する問題がないほど成熟したと思うんです。そんな成熟した社会の中で、これ以上コンビニが便利になっても誰も幸せにならないように、社会が成熟すると、もうそこから先は便利になることはあっても、新たなエンタメが現れようとも、一個人の幸せの指数はもう上がらないなと。
だとするならば、将来、一個人が求める市場とは、「不老不死」(さらなる健康への取り組み)と「悟り」(より幸せで居続けるそのマインドセット)くらいしか残らないんじゃないかと思っています。つまり、今から個人が求める先は、肉体のアップデートと精神のアップデート。そしてその二つがアップデートされた時に気づく「本当の私」だと思うのです。むしろこの二つが圧倒的に足りないのが今の社会だと思います。
さて、ここから魂と対話する3日間(2泊3日)「nehan Retreat」はなんぞやという説明をしたいと思います。
感情を解放する

脳活動の5%しか認識していない!?
よく、人間は脳の5%しか使っていないという話がありますよね。正確には、5%しか使っていないのではなくて、5%しか認識できていないということだとわかってきています。つまり思考に集中しているのが5%。毎日、毎瞬間、頭の中を駆け巡る思考のことです。
呼吸、消化、瞬きなど意識せずに行われる体の仕組みを動かすために一定の割合脳が無意識で動いています。しかし、それ以外、脳の活動についてかなり不明確なことが多かったのが、最近ようやく色々とわかってきています。
2022年、サセックス大学とカナダの先端研究機構の著名な研究者が、私たちが認知活動の約5〜10%しか認識していないことを示す研究結果を発表しました。
Nature Review Neuroscience誌に掲載されたアニル・K・セスとティム・ベインの論文によると、脳活動の最大95%が潜在意識と無意識の活動だと発表されました。
つまり私たちはほとんど無意識で生きていて、勝手に色々考えている割には全くそれに気づいていないんです。子供の時から今までの全く覚えていない体験や経験、マインドセットが自動で積もってきているんですね。つまり、知らないうちに脳をプログラミングされていて、それで、自分で考えて動いているように見えて、実はそのプログラミングに沿って、勝手に日々の行動が決まってしまっているのです。

カナダのクイーンズ大学が実施した調査によると、平均的な人は1日に約6,200回の思考をしていることがわかりました。同じ研究の中でわかったことは、その6,200回の思考のうち80%(4,700回)がネガティブや、やる気をなくさせること、制限をもうけるような思考だったということです。
しかもそのうちの95%はその思考を繰り返してしまうという恐るべきことがわかってきました。
想像してみてください、もしスマホから永遠とループする止めることのできないYOUTUBEが流れているとして、
- 終わってる
- 最悪
- そんなのどうでもいい
と言い続けているとしたら、どうします? かなりうんざりですよね。
でも、実際そうなんです、思考はほぼほぼ自動的にバックエンドで動いちゃってるんですよ。そして知らないうちにその思考を脳が聞いて何度も何度も繰り返し癖づけが行われているということです。ヤバいですね人間(笑)
頑張りすぎて
燃え尽きる
心配ごとが
色々ある
受け入れきれていない
過去がある
自分が何をしたいのか
よくわからない
こういうストレスや感情に対応しないといつか発狂しますよね。子供の時は今この瞬間しかなくてそれを全力で生きていただけなのが、仕事や関係性の中でさまざまな制限や要求に答えないといけないという圧力からストレスや心配事が生まれてきます。
そんな時に、このYOUTUBEの声に全部気づくことができたとしたらどうなるでしょうそのYOUTUBEチャンネルはとりあえずフォロー解除して2度と見ないようにすると思いますが、4,700回の思考を全部止めるのは至難の業です。
色々な解決方法はありますが、
年々、マインドフルネスやウェルビーイングという言葉が出てきて、メンタルヘルスケアに注目が集まってきていますよね。再生医療が進んで肉体のアップデートはかなり進んできています。人生100年時代とも言われるようになってきましたが、それでもまだまだ精神のアップデートの方は遅れています。たとえば、
- アファーメーション
- クリティカルシンキング
- コーチング
- ソマティクス
- コヒーランス法
とさまざまな方法があります。それぞれ素晴らしい方法論だと思います。しかし、これらは原因に対する対処、つまり意識レベルの表面の対処法であって、潜在意識レベルにアクセスする根本的な解決策にはなりません。潜在意識の一番深いところにあるモノを引きずりあげて、意識下に持ってくることによって初めて自覚することができます。
その答えとして、シータ脳波状態に入ることで解決できます。

シータ脳波に入ると想像力と創造力が上がります。2〜8才まで、まさにこのシータ脳波が優勢状態にあります。つまり、前頭葉と前頭前皮質が発達する前の状態ということになります。この時はなんでもスポンジのように吸収します。この時の環境下がストレスや、怒りや、否定的な感情であった場合、それが素直に刻まれていきます。
つまり脳の再プログラミングですね。
我々は子供の時からばっちり社会のネガティブなイメージにプログラミングされていて、かつ全くそれに気づいていないという状態がデフォルトだということになっています。
ヤバいですね人間(笑)
自分の気持ちが素直に伝えられないとか、地雷を踏むような発言を思わずしてしまうとか、なぜか知らないうちに繰り返してしまう自分の悪い癖って誰でもあると思います。それを一回リセットして一気に全部再プログラミングしてインストールする方法があります。
それが、呼吸法です。
吸って吐く、たったそれだけの呼吸法です。しかし呼吸法は何千年も前から実践されていて、特にヨガの瞑想法として使われています。さまざまな呼吸法の一つにプラーナヤーマというヨガの呼吸法があります。最近はヨガが注目されてきた中で、呼吸法が身体と心にどういった影響を与えるかの研究が盛んに行われてきました。
さまざまな呼吸法がある中で、近年、欧米で盛んに行われている最も効果的な呼吸法があります。それが今回のリトリートで行われる呼吸法になります。
呼吸のセッションでは何が起こるのか

1. 心と体を再構築する
この呼吸法はトラウマや勝手に反応してしまう感情をリリースするだけでなく、自分がよくないと思っている習慣をリセットして、再構築することができます。人生においてずっと付きまとってくる癖や習慣、色々な悩み等を潜在意識下にアクセスして一気にリセット、再構築が可能です。
2. 意識変容
悩みや習慣、癖が全く実は問題じゃなかったことに気づきます。問題は問題に対しての姿勢、捉え方、投影、それをどう信じているかということです。呼吸のセッションによって、癖づけされている、もしくはコントロールされてしまっているマインドセットに気づきます。そして全く新しい角度からものを見始めることができます。より共鳴した、穏やかな感情を持つようになります。大きな次のアクションを取ることが、より一層エネルギッシュに活動することが、できる意識状態になっていきます。
3. 一時的な前頭葉機能低下
DMN(Default mode network)主に前頭前野、後部頭頂葉、前部頭頂葉、前頭葉領域への血流が減り、脳内活動が低下します。そうすることで、自意識が一時的に少なくなり、自分と自分以外の外の世界の隔たりを感じなくなります。俗に、「フロー体験」とも呼ばれています。
4. 魂への気づき
自分の存在が自分だけで存在しているのではなく、周りに生かされている、もっというと全ての存在に生かされていると感じるようになります。自分という意識はその大きな存在の中にいるという自分の一番奥底にある世界とのつながりが生まれてきます。
僕が初めてこの呼吸法を受けた時、全くもって気づきもしない長年溜まったストレス、感情があったことに初めて気づきました。気づきもしなかっただけに、驚きのあまり号泣して止まらなかったです。ふと周りを見るとリトリートを受けている全員が同じ状況にあることにすぐに気がつきました。たった1時間半のセッションでここまで多くの気づきがあったことは今までなかったです。世の中にはサイケデリックス(変性意識に入ることのできる幻覚作用のある植物等)と呼ばれるものが流行っていたり儀式で使われていたりしますが、この呼吸法を学ぶと、もうサイケデリックスは必要ないなと思います。それほど、強烈に覚醒体験ができます。
ここで大事なのは、僕自身、こんなに色々な感情やトラウマやインナーチャイルド等、気づいていなかったことがたくさんあり、その一つも呼吸法を受けるまで、全くもって気づいていなかったことです。ホント「目から鱗」というやつですね。
ニューロミュージック
nehan Retreatでは様々な最先端の技術を使った音源を使用しています。
ニューロミュージックと呼ばれる人間の脳の前頭葉の脳波の状態を擬似的に変容させることのできる、脳波を音源に埋め込む技術を使って音源を制作しています。瞑想状態であるシータ波、集中しているゾーン状態の時に出ている脳波がガンマ波、寝ている時に出ているデルタ波等の周波数を使うことで、より一層深く変性意識に持っていくことができます。
「魂の声を聞く」こと

リトリートとは究極的には悟りを体験することです。もっとわかりやすくいうと「魂の声を聞く」ことです。
そして本当の私に気づくとどうなるかというと、今までの価値観が一度崩壊し、人生が変わる圧倒的体験になります。魂の声を聞くことは、悩みや、問題がなくなり、全てが思った通りに偶然と必然の中で導かれるように人生が進んでいく体験「フロー体験」をします。
なぜかというと先ほどお伝えしたように、制限をかけている潜在意識レベルの思考がなくなっていくからです。最後までなくなれば、それは完全に覚醒した「フロー体験」、つまり全てが完全に満たされていると思える「今」を常に感じながら生きるという状態になります。それが悟りの一つの境地とも言えるでしょう。悟りというと大袈裟に聞こえますが、科学的に悟りにはいくつかの段階があることがわかっています。つまり、意外と悟りってやり方わかれば悟れるものなんです。詳しくは以下の記事に書いていますので、時間がある人は覗いてみてください。
→悟りはすでにサービス化されてきている!? 資本主義、最後の市場は「不老不死」と「悟り」Vol.01
悟りとは何か?

ところで、みなさん、ゴータマ・シッダールタという人をご存じですか?
彼はよく仏教の開祖(お釈迦様)として語り継がれていますが、実は彼は仏教の開祖ではありません。
ゴータマ・シッダールタは悟りとは「苦しみから完全に脱すること」だと言及しています。彼は仏教の開祖ではなく、実は革命的瞑想方法を発見し、それを広めた人です。それがあまりにも革命的だったので、広がり、のちに仏教が生まれ、開祖として語り継がれます。その一番根本の教えが彼の発見した瞑想法だったわけです。
→仏教の開祖が開発し、2500年間受け継がれてきた神秘の瞑想法「ヴィパッサナー瞑想とは」
最も自然な覚醒体験

さて、お釈迦様のいう苦しみというと何か痛いイメージがあるかもしれませんが、悩みと言い換えてもいいかもしれません。もしくは課題と言ってもいいかもしれません。悩みや課題は誰にでもあります。なかなか解決できないことも常に付きまとってくるのが日常ですよね。
悩みがない、課題は全て解決できる。完全に明晰で全てがクリアに見えている。という状態に成れたらすごいと思いませんか?
つまり、「あっ、答えわかった」という気づきの連続の中にそれがあります。その気づきに集中的にどんどん気づいていってもらおうというのがリトリートの根幹にあります。
たとえば人間関係で結構悩むとすると、それは幼少期の原体験にあるかもしれません。父親と母親の関係性からきているかもしれません。友達からきているかもしれません。人間関係で悩むのは相手の性格が悪いとか、難しい立ち位置にいてしまっているという外的要因ではないのは明らかです。それをどう捉えて、どう向き合うかという個人的な話だと思います。だとするなら、その個人的な価値観や感情的になってしまう一番根本をしっかり見つめることができたら、それは解決していけるということになりますね。でも、それがなんなのか、どこなのか自分では気付きたくても気付けないというのが人間の面白いところです。
もしくはもっとコスパ良く、仕事のパフォーマンスをあげたいと思うとして、パフォーマンスを下げているのは、自分の意思決定の精度かもしれません。先ほども話したように、意思決定している自分の意識はたったの5〜10%の意識から来るもので、後の95〜90%は無意識です。なので、子供の頃から今まで、自分の置かれた環境のなかで、知らないうちに繰り返し癖づけされ、自分の性格になっているわけです。それが知らない間に邪魔をして意思決定やパフォーマンスに影響が出ているのであれば、それを自分で直すのはかなり時間のかかるマインドセットになってくると思います。なぜなら自分では気づいてもいない気づきを得るという矛盾があるからです。

なので、一気に「あっ答えわかった」という気付きを集中的にどんどん気づくリトリートを開発しました。それは先ほど話したように何千年も前から世界の先住民たちがともに生きていく中で編み出してきた秘技です。
それを体系化し、誰でも2、3日で一気に気づきをもたらすことができるのが今回のリトリートになります。
瞑想もその一つですが、体得するのにすごく時間がかかってしまいますし、(日本には出家という方法がありますが、、)瞑想し続ける行為は現代社会における日常生活が結構崩壊するのでなかなか難しいですよね。そうではなくて、
今、自分に必要な気づきだけを短期間で気づいて、明日の自分のスキルとして身につける
という感覚で受けられるよう開発したものが、
魂と対話する3日間
「nehan Retreat」です。
もちろんリトリートを受けていただくとさまざまな気づきがもたらされます。このリトリートを十分に体験しきるには事前にある程度の準備が必要です。気づきがより多くもたらされやすい状態に自分のコンディションを最高の状態にしておくことが大切です。
開催日時・詳細等

内容
リトリート参加者には、イントロダクションとしてマインドセットの準備、インテンション(このリトリートによって得たい気づきとその意図)を明確にしてもらう必要があります。
実際に現地で受けていただく2泊3日のリトリートの前に、必ず受けていただくことになる、ZOOMサークル(グループセッション)が1回あります。こちらは、現地でワークを受けるための準備になりますので、リトリートの一部となります。ZOOMはアーカイブを見れるようにいたしますが、基本的には参加をお願いしております。
日程
第五回 2025年 7月25~27日(2泊3日)
- スケジュール
- インテンション(ZOOM) 07月22日(月) 21:00~22:00
- リトリート@nehan 07月25~27日
- 統合セッション(ZOOM) 08月03日(土) 21:00~22:00
第六回 2025年 8月18~20日(2泊3日)
- スケジュール
- インテンション(ZOOM) 08月15日(月) 21:00~22:00
- リトリート@nehan 08月18~20日
- 統合セッション(ZOOM) 08月28日(土) 21:00~22:00
第七回 2025年 9月19~21日(2泊3日)
- スケジュール
- インテンション(ZOOM) 09月15日(月) 21:00~22:00
- リトリート@nehan 09月19~21日
- 統合セッション(ZOOM) 09月28日(土) 21:00~22:00
第八回 2025年 10月24~26日(2泊3日)
- スケジュール
- インテンション(ZOOM) 10月20日(月) 21:00~22:00
- リトリート@nehan 10月24~26日
- 統合セッション(ZOOM) 10月30日(土) 21:00~22:00
当日スケジュール
1日目
- 正午12:00 集合(食事は集合前に済ませてきてください)
- 午前13:00 リトリート1日目開始
- 午後20:00 リトリート1日目終了
2日目
- 午前09:00 リトリート2日目開始
- 午後21:00 リトリート2日目終了
3日目
- 午前09:00 リトリート3日目開始
- 正午13:00 解散
食事
- 1日目 ディナー
- 2日目 ランチ、ディナー
料金
22 万円(税込)
宿泊費は別になります。
各々、近くの宿をお探しいただいて、予約をお願いしています。もしくはnehanの森にてキャンプ泊(自分のテントを設営するか、もしくはリトリートテント)も可能です。キャンプ泊は11000円(税込)になります。
支払い
銀行振込
株式会社nehan
カ)ネハン
住信SBIネット銀行 (金融機関コード0038)
法人第一支店(支店コード106)
普通 1942371
場所

問い合わせ先
rie@nehan.life
090-2577-2643(たいち利枝まで)