COVID-19が世界経済に急ストップをかけて、社会が混乱している。この状況はおそらく、夏にはある程度解消するが、完全に感染者が消えることはもう難しいと言うのが現実だろう。今年の冬には再び感染力を増しインフルエンザのように流行るようになっていくだろう。もし会社が倒産したら、もし首になったら、事業が赤字でやめざる追えない、これからの未来が見えない、また同じようなことが起こったら今度こそ、我々の社会は耐えれないかもしれない。そうなったときに、今までのように観光業や飲食業をする場合、毎年のロックダウンがある可能性があるとして、対応しないといけなくなる。そんなリスクは取れない。これからの仕事はリモートワークが中心になる。もう今までのような価値観には戻らない、いつの時代も状況に合わせて刻一刻と変化して来た。今回のコロナウィルスはそれが急激に起こっているだけであって、一気にアナログだったものが、デジタルに移行する、対応できないものは淘汰され、対応したものだけが生き残る。オンラインやリモートに移行してビジネスモデルを再構築しなおさないといけない。オンラインやリモートに移行するとは、例えば、会議はもちろんだが、Amazon Goのような販売員のいない自動化されたコンビニになる。書類の捺印も、今はオンラインサインが一般的になる。商品はすでにAmazonを利用しているように、物販はオンラインがすでに当たり前になっている。飲食も配達サービスが普及してきている。流通もトラックの運転手も近い将来自動運転に変わる。ありとあらゆる業種が、リモート、オンラインにとって変わっていく。
と、世間ではよく言っていることだが、実は、経済がどうこうと言う議論は、どうでも良い。
経済の仕組み自体がもう古いからだ。どうビジネスをデジタルに転換させていくかではない。もっと根本的な話、
我々は、経済中心のライフスタイルから、脱却しなければならない。
経済が回っていても、いなくても、衣食住がある程度担保できていればそのリスクは最小限に抑えられる。お金がなければ生きていけない、から、お金があんまりなくても生きていける、を可能にするライフスタイルを実践する必要がある。以下の、2つの方法をお勧めする。
1. サステイナブルコミュニティのライフスタイルを自分の中に取り込む。
サステナブルコミュニティって何かというと、田舎暮らし、インフラ自給する暮らしを仲間と共同でするってことだ。例えば、日本の田舎の土地建物は今、先進国の中で最も安い。 なぜなら少子高齢化し、子供は仕事のある都市部へ移動し、老人は田舎にとどまる。過疎化で人口の50%以上が65歳以上の高齢者である限界集落は日本に2015年の調査で15,568集落ある。中には平均年齢が80歳を超える集落も少なくない。年金で生活しているこの集落に経済はほとんどなく、若者は戻ってくることが難しい。このエリアをサステイナブルコミュニティとして再利用すると言うのはアフターコロナのこれからのライフスタイルの一つとして考えることができる。今、僕もそうだけど、田舎の人たちと関係性ができると建物・土地がもらえたりするのが当たり前になって来ている。それぞれが土地・建物をもらいそこから少しづつ友達つながりでコミュニティを作っていくことは全然不可能ではないし、そう言う流れはもうすでに来ている。僕の仲間もすでに動き出していて、日本中に小さな村づくりが続発しようとしている。
例えば、 仲間と共同で、家を借りるか、買うか、貰うかして、ライフコストを下げて暮らす。今、田舎の一軒家は50万円から売っている。温泉付きの別荘なんてのもたくさんある。そう言った田舎の家をいくつか仲間で買うのもありだ。今家賃を払っているとして、月4万円でも年間で一軒家が買えてしまう値段だ。家が手に入ったら後は、必要な設備を自分たちで揃えていく。そうすると一人当たり、月5万円くらいで生活ができるようになる。もちろん畑をして食材の自給率を上げるとさらに生活費は下がる。大事なのは、お金と仕事ありきで、インフラに頼りっきりのライフスタイルをまずは変えてみると言うとこから始めたら良いと思う。仲間も集まってコミュニティができ始めたら、今度はソーラー発電や、井戸水、川の水を濾過して電気、水道、を自給してみる。今はソーラーパネルも安いので、そんなに難しくない。少しづつ都会やインフラの依存率を下げていく。そう言う暮らしが今実はすごくコストが少なくてできる時代になっている。仕事はもちろんリモートに切り替えていく必要があるが、多かれ少なからそれは今から急激に起きていくのでどちらにせよ対応していくことになる。
2. 世界中に、いろんな価値観のネットワークを持っておく。
例えば、 僕は、今までビジネスをいろいろして来たが、こう言う時のことを考えて、また自由でいるために、事業は全て外注で社員は雇わずミニマムでできる形をとって来た。全部小さく、いつでもどこにいてもできる形をとって来た。そうすることで機動力を持ち続ける。ネットがあればどこでも仕事ができ、好きなときに好きな場所にいれる。東京にいたり、馬で国境を越え旅をしたり、カリブ海のジャングルにいたりする。どこにでもいれる、いろんな価値観の層のネットワークを作っておくと良い。一つの価値観だけだと、そこがダメになったときに、他に切り替えがきかない。僕はいろんなタイプの人と付き合う。その日くらしのクレイジーな画家から、大企業の創業者、ボートで世界を四周している海の上で生きている海賊の仲間、自分たちで生活のインフラを作っているエコビレッジに住んでいる仲間、常に旅しながらスタートアップの会社を何社も経営している仲間もいる。そう言ういろんな価値観、社会レベルを横断することで、どんなときにでも対応できる幅広い価値観を手に入れることができる。
もちろん今のタイミングでいるべき一番いい場所は、エコビレッジ等のサステイナブルなコミュニティだ。
僕は今、カリブ海のジャングルのコミュニティに住んでいる。この文章を書きながら、休憩がてら、サウナに入り、鍾乳洞の湖を泳ぎ、満月が水面で反射しているのを眺めている。隣では仲間たちが焚き火をしながら歌を歌って踊っている。ここでの暮らしは、ウィルスからは程遠く、悠々と日々を過ごしている。ここではインフラは自給されているので、何も焦る必要もない。パソコンひとつあれば世界とは交流できる。ビジネスもできる。ゆっくり時が過ぎるのを待てばいい。
リーマンショックの後は会社に勤める働き方より、自由のきくフリーランスの働き方が圧倒的に増えた。それもまた時代の流れだ。これからはさらに進んで、デジタルノマドのように旅するように暮らし、仕事をするライフスタイルがもっと加速していく。
と、ここまでいろいろ書いてみたが、実は、この僕のウンチクもどうでも良い。
こう変わるべきだ、こう言う生き方をすればセーフティネットだ、と言うのはノウハウでしかなく、実際にこの状況を体感している個々人からすれば、そんなことは絵空事に過ぎない。
今起こっていることを究極に突き詰めると、
すべては自分の中で起こっている幻想でしかない。
今この瞬間、生きていることがすべてであり、
捉え方次第で、最高にでも、最低にでもなりうる。
人生は、完全な主観な世界でしかない。
自分が認識している世界との対話でしかない。
常に新しく移り変わっていく、それを全力で受け入れる。
今ある栄光も、生活もコネも業界もすべて捨てる決心だけが必要。 空っぽになったとき初めて、今までのすべてが凝縮されて、新しくアウトプットされる。それはオリジナルと呼ばれる。
それが「チャレンジ」する人の報酬であり、
怖くて手が出せない人が言う「リスク」
「チャレンジ」と「リスク」は同義語であり、報酬なのです。
失敗、成功に関係なく、チャレンジしたすべての人に平等に報酬は訪れる。 その積み重ねは、自分の夢が現実化するプロセスそのものなのです。
#人生とは意識のかくめいである。
今までの行動を変えるマインドセットを変えるためにできること→世界にある、人生を変えてしまう圧倒的体験ができる施設「リトリートセンター」とは?
All Pictures (without copyright next to the picture) are copyrighted by Yoshihiro Koitani.
現在進行中のプロジェクト
〜世界中が居場所になる「ファイナルランド」を作る〜
ヨッシー
天だよ。
改めてヨッシーの活動に刺激と感動を受けました。
昔トゥルムに少しだけ住んだことがある。映像を見て「やっぱメキシコが恋しいかも〜」と思わされました。
刺激ありがとう😊!
もう少し日本で頑張ってから向こうで合流したいですな。
コロナが治ると良いですね。
今自分の水素の研究でコロナ対策の予防接種とワクチンを開発が出来てるけど、国に認めてもらう迄は暫く日本に居ます。
日本帰って来たら飯行こうね。
パドマちゃんにも相変わらず綺麗とよろしくお伝え下さい。
Nos vemos pronto mi amigo