アフターコロナ時代、デジタルノマドにとって自分に最適化した、世界のかたすみを見つける方法

前回の話→「海外移住」する、「デジタルノマド」になる必要があるという話をした。誰も知らない世界のかたすみでネットでは見つからない情報を見つけることで、価値のなくならない情報を手にする、それが競争のないブランディングを可能にする。

海外移住をどうしたらいいか、デジタルノマドになるために必要なスキルは何かという情報は、他のサイトでもいろいろ書いていると思うので、割愛する。ここでは、自分に最適化された、誰も知らない世界のかたすみをどうやって見つけるのか説明していく。

デジタルノマドの居場所、世界のかたすみを見つける6つのマインドセット

前提として、自分に最適化された、世界のかたすみはどこにでもある。日本人がいないところに行けばいいというわけではない。誰とどれだけつながって、何をそこでするのかだ。人と繋がるたびに世界が広がる、可能性が広がる。最短で最適なネットワークを構築し、自分に適した環境を整える方法として❻つのことを意識して欲しい。

❶ ノマドは旅行をしない

僕は世界中いろいろ回ってきたけど、純粋な旅行はあんまりしたことがない。世界中行く場所に明確な目的を持っていく。そうすることで、現地の人とより深く繋がる。旅行では見つけることのできない現地の人間関係や価値観が見えてくる。目的はなんでもいい、写真をとって作品集を作るでもいいし、世界の珍味を食べ尽くすでもいい。自分がワクワクすることならなんでもいい。そこへいく理由があるので、それを口実に現地の人とも繋がることができる。そこに共通の目的のある現地仲間がいることで初めて自分の居場所になる。家を借りるとか、気に入ったホテルがあるとか、レストランがあるとかは二の次だ。現地の仲間がいることで、現地生活が担保されるし、普通じゃいけない秘境にも連れて行ってくれる。ぶっちゃけ、観光旅行するなんてのは、退屈な暇つぶしでしかなくノマドにおいてそれはどうでもいいことだ。

❷ ノマドは言語を勉強しない

言語はできたほうがいい。しかし旅するように世界を生きている僕のノマド仲間は誰も言語を勉強したことがないという、僕もその1人だ。僕は今まで一回も勉強しなかったが、スペイン語と英語をビジネスレベルで話すことができる。(初めてメキシコに来た時メキシコはスペイン語ではなくて、メキシコ語を話すと思っていたw、ほんとに、スペイン語は一言も話せなかったw、1日目に単語を3つだけ覚えたのを覚えている)逆に勉強している人で話せる人を聞いたことがない。なぜなら言語は文化だから。文化は勉強してもわからない。文化は体験を持ってして理解できる。例えば、関西弁のボケとツッコミを、メキシコに住んでいるメキシコ人が日本語を勉強したところで、永遠にわからないだろう(メキシコにはツッコミ+ツッコミの掛け合い文化(アルブールと呼ぶ)があるので、ツッコミはわかると思う)。そのノリがわかるということがつまり話せるということに他ならないから。言語とは結構、ノリなのだ。言語は構成立てられているかのように見えるが、コミュニケーションの本質は、ほとんど気持ちや気分だったりするからだ。つまり現地に行かないと話せるようにならないということ。現地に行くと、強制的に話すしかしかたなくなる。ちなみに、よく海外に住んでいる日本人でいつも同じ日本人同士のグループといて、日本語しか話さない環境にいる人たちをよく見る。彼らは文化を表面しか見ていなく、日本と同じような生活をしている。今ここで話しているのは、あくまでも、世界中に現地のネットワークを作り、深くその世界に入っていく、そういう人のことを指している。思い切って現地の人とだけとつるんでいたら、あっという間に話せるようになる。というか極論言語を話すなんてトピックはどうでもいいのだ。

❸ ノマドはルーティーンをしない

人は同じルーティーンを繰り返す習性がある。それはミニマムのエネルギーで物事を済ますことができるからだ。しかし、今回のような新しいものを発見するという行為は全く逆なのだ。自分のルーティーンを疑う。何かいつもと違うものを試してみることで、思いも寄らない結果を引き出すことが往々にしてある。これは、予定しているとうりになる予定調和を自ら崩すことで、意外なアイデアが閃くチャンスでもある。出来るだけいつもと違う動きをする。そういう何気ない行動の組み合わせが思いもしないクリエイティビティや発見をさせることがある。

1. いつもと違う方法で移動する。

いつもタクシーに乗っているのであれば、歩いてみる、自転車を借りてみる、レンタカーを借りてみる。それぞれの移動するスピードが違うので、見える景色も、距離感も異なってくる。自転車だとお店の一つ一つが明確に見えるだろうし、普段通らない道を通ることで、新しい発見があるかもしれない。歩いてみると、いつもと違う行ったことの無い道を歩いてみよう、見たことないお店や風景に出会う。レンタカーだと決められた観光地に行かずにマップを見ずにフラットどこかに出かけてみる、そうすると初めての景色の中に、気になるサインが現れてくる。それは湖かもしれないし、奇妙な建物かもしれない。いつもと違う方法で移動することで、いつもと違う新鮮さを感じることができるだろう。

2.いつもと違う方法で生活する

僕は、いく先々でバイクをかったりする。バイクで移動してあとで売り払えば、ほとんどお金がかからない。バイクで移動すると、泊まる場所もバイクで行けるところまで、事故で道が封鎖していたりといろんなことで目的地にたどり着けなかったりするので、どこに泊まるかわからない事になる。野宿することもあれば、安宿に泊まることもあれば、一泊5万くらいするリゾートに泊まることもある。野宿は何もなくても生きていけると改めて知れる、安宿は現地の詳細情報が色々わかるし、いろんな旅人と会うことができる。リゾートは気持ちがいいし、常に気分がいい環境を作ることが大事だと学ぶ。その幅が広ければ広いほど、体験する幅も広がる。

❹ ノマドは五感を刺激する

なぜ他の国に行くとワクワクするか、それは社会、文化、環境の前提が根本から違うからだ。つまり、普通と思っていたことが、通じないから、えっ?となる、その体験がワクワクでもあるのだ。ご飯が100円で食べれるとか、太陽が沈まない日が半年続くとか、そういったことだ。それを最高に味わうには僕らの感覚である五感を最大限に刺激してあげるといい。

1. 嗅いだことの無い匂い

道を歩いているといろんな匂いがしてくる。嗅いだことの無い匂いならそれはサインだ。メキシコだとコパルというお香がある。コパルは、30万年前の樹脂が地中で固まったもので、先住民が儀式に必ず使うお香だ。近づいていくと儀式に参加できるかもしれない。新しい体験が待っている。

2. 見たことの無い景色

誰も知らない景色は、ビジュアルは圧倒的に魅力的だ、それを活用すれば、ツアーになるかもしれないし、将来観光地になるかもしれない。僕は見たことの無い風景を見る度に世界観が揺るがされる。

3. 食べたことの無い料理

いろんな国に行ったが、世界の料理の種類は無限大だ。日本では全く知らない料理が世界には無限にある。日本に持ってくるとウケるかもしれない。

4. 聞いたことの無い音

自然の中には鳥や動物や、川や、風や、ありとあらゆるものが音を立てている。ブライアンイーノが作ったアンビエントという音楽のジャンルがある。彼は病院の集中治療室に入院していて身動きが全く取れないとき、風が木々を通り抜けることで葉と葉がすれ合う音を聞いてアンビエントというジャンルを思いついた。

5. 身体が感じるもの

僕は世界中のマッサージが好き、どこでもマッサージを受けてみる。ヨガもしていた。世界中の儀式に参加してみた。どれも身体変化が直接、意識の変化につながることをよく理解している。

❺ ノマドは旅行者とネットワークを作らない

旅行者とホテルなどで会うと同じ境遇で仲良くなりやすい、しかし彼らと繋がっても世界のかたすみは見つからない。そこの場所のことは現地の人が知っているから。現地の人と繋がるには、話しかける。目的が無いと話しかけれないので、とにかく目的が大事だ。目的に見合った場所にどんどん行ってみよう。僕の場合はカリブ海に土地を買うという目的で行った。土地を買うには土地のオーナーやブローカーと繋がらないといけない、不動産屋さんに行ったり、紹介してもらって個人のブローカーに繋げてもらったり、いろいろな土地を見る中で先住民のオーナーたちと繋がった。土地を買うことで、土地の特性、土地登記の方法、家を建てる基準、現地の不動産がどうやって客を集めているか、いろんなことがわかった。結果的に、僕の友達にも土地を売り、ブローカーと一緒に会社を作ろうという話になった。この流れは全て僕が土地を買うという行為をとりあえずやった結果だ。もし世界の珍味を食べ尽くすのが目的だったら、珍味を扱っているレストランやシェフにインタビューしたいと申し出ててコンタクト取ってみる。インタビューの代わりにただでご飯を食べさせてくれるかもしれない。インタビューを記事としてあげるかどうかはどっちでもよく、記事として出すつもりであるという旨だけでも良い。そうすることで、そのレストランやシェフと仲良くなることができる。

❻ ノマドは予定調和しない

1. 直感を信じる

選択肢が二つある場合、タスクをこなすこと(予定調和)は選ばない。直感を選ぶ。

日本では、一般的に時間を1時間単位で区切って予定を立てる。多くの場合2週間先まで予定が埋まっていたりする。その予定を一つ一つ見ていって欲しい。その予定の最終地点は見えているだろう。仕事であれば、その仕事のゴールは納品だったり、発表の日だったり、何かしらの終わりがあるはずだ。つまり予定調和なのだ。最終地点が明確に見えていて、そこに行き着くためのタスク(仕事)になっているのだ。それが悪いわけではないが、つまり結果が見えている。その結果を得たときにどんな感情が得れるか? それは驚きではなく、思ったとうりという感情だ。

予定調和しないということは流れに身を任せることだ。どうなるかわからないからこそ人生は面白い。映画もそうだろう。初めからエンディングがわかっていたら見る気が失せる。どうなるかわからないからこそ、ワクワクするのだ。ワクワクに生きる、自分の本当にやりたいことをやるには、タスクの割合を減らして、ワクワクすることをイメージしてみよう。タスク(仕事)にしないこと、人生はワクワクする遊びであるべきなのだ。

人生とは計画を立てているあいだに起こる他の事柄である。

2. 事前情報を遮断する

例えば、どこかの国へ行ったのなら、ガイドブックを持っていったり、ネットで情報を調べたりするだろう。しかし、あえて、何もしない日を作って、情報は道にある看板を見たり、人に聞いたりしてみる。そうするといつどこでどういう情報が手に入るかはわからなくなる。どこへ出かけるのも冒険に様変わりする。そうすることで、意外な人との出会いが未来を変えてしまうことになったりする。もともとネットがなかった時はそういう風にして世界はつながっていた。とにかくフォーカスするのは外に出かけて、今日、今、この瞬間目の前で起きていることだ。

3. 本気でイメージする

僕の友達の聞いた話になるが、友達にスプーン曲げの達人がいるらしい。目の前でパキンとスプーンの首が折れるを目の前にして友達は聞いた、どうやったらスプーンを折れるのか。彼は言った。スプーンが折れる瞬間の世界観を完全にイメージするんだ、その時の空気感、スプーンを見ている観客の顔、感情、窓の外から見える景色、外で聞こえる微かな音、そしてスプーンが割れる瞬間のイメージが完全に頭の中で出来上がった瞬間、スプーンが折れる。

僕はいつも、思った通りに進んだ時のことをイメージをする。そうすると行動自体がそれを現実化させるための意識に変わる、その結果モチベーションが上がって結果的に現実化しやすくなる。それがより明確で正確にイメージできるとき、現実でも同じことが起こる、流れに乗り始める。

この6つの方法は、モチベーションを全開まで高めるためだ。何が起こるかわからないからこそ驚きがある。ワクワクに従うことはつまり、自分のセーフティーゾーンを超えることに他ならない。

自分に合っている場所チェックリスト

どういう場所が自分に合っているか、いくつかのパターンに分けてみた。

  • 発展途上・田舎
    • 生活費が安く、まだまだ不便、日本の常識は一切通用しない、新しい発見が多い。基本的にこのパターンで多国籍な街を探すのを一番お勧めする。
    • お勧めの場所、Tulum、Nosara、Ubud、Pai、Vang Vieng、Atitlan
  • 発展途上・都会
    • 生活費が安く、カオス、先進国の日本人からすれば、当たり前のことがまだ整っていないので、日本の当たり前をこっちに持ってくると大きなチャンスになる。これが一番やりやすいかも
    • お勧めの場所、Tbilisi、Mexico City、
  • 先進国・田舎
    • 生活費は日本と同じかそれ以上、非常に便利で快適、全てのいいとこ取りしている。
    • お勧めの国、スペイン、ポルトガル、ニュージーランド、日本
  • 先進国・都会
    • 生活費は日本と同じかそれ以上、非常に便利で快適、先進的なビジネスを展開している人にはこちらがお勧め。
    • お勧めの場所、アムス、ベルリン、

このパターン全てを網羅するのがノマドとしては大事。とはいえ、自分の目的によって全く場所も人も変わると思うので、結局、好きな場所に行くだけの話。

ノマド生活は日本ベースでも大丈夫

いろんな場所に住んで自由になりたいけど、今の日本を捨てるのは厳しい。そういう場合は、日本に1拠点おいて、そこを中心に、他の国にベースを置けばいい。経由地点として日本を入れておくとちょくちょく帰ることになるので、便利かもしれない。その時は、日本から比較的近い国を他拠点ベースにするほうが都合がいい。例えば、ラオスのビエンチャンはバンコクと違って田舎だけど、成田から直行便が出ている。そこから車で1時間いけば、相当アジアの田舎にアクセスすることができる。

世界のかたすみが世界の中心になる

僕は旅をしまくるタイプの人間ではなく、出来るだけ深く繋がるために場所を決めるとそこにいることにしている。そういう場所が、僕にはいくつかある。もちろんそこには世界中の人間が集まっている。例えば僕が今いるカリブ海の街トゥルムは人口7万人の町だが、そこには世界100カ国の人間が住んでいる。世界にはそういう稀有な場所がある。小さい街だからこそみんな繋がるし、そこで生まれるネットワークは世界規模になる。この人口7万人の小さな街が、東京よりもインターナショナルに世界に繋がるのだ。僕がいるコミュニティには、イスラエル人、コロンビア人、アルゼンチン人、メキシコ人、日本人、オランダ人、チェコ人、スロベニア人、ロシア人、イギリス人、スイス人がいる。突然、その仲間たちを通して、世界中が自分のフィールドに変わる。

あとは、世界に出ていくだけだ

僕がノマドの世界に出て気づいたことは、日本という社会は世界200カ国ある中の一つの価値観でしか無いということ。さらに1カ国づつ見ていくと、地域によって文化、経済、ライフスタイルが全く異なっている。その一つ一つの世界に新しい発見がある。僕たちは自由だ、そのどれもが自由に選択できる。複数の価値観を自分の中に取り込める。そんな無限の可能性があるのなら、一つにしがみつくことはむしろ危険と言ってもいいくらいだ。多くの価値観を手に入れて自分独自の世界観を作り上げていこう。そして再び日本に戻って新しい文化を作って行こう。僕はおそらく世界100各国に仲間がいる。その一人一人の価値観の違いが僕の中に存在していて、一つ一つの経験が僕という個人を作っている。そんな楽しいことはない、世界中が自分のフィールドだ。それは何も難しいことはない、それが欲しいなら、流れに身を任せればいいのだから。

次回:今を生きる方法を知っているデジタルノマドの起源ヒッピーとは

All Pictures are copyrighted by Yoshihiro Koitani. (Exclude the one has copyrights name next to the picture)


現在進行中のプロジェクト

〜世界中が居場所になる「ファイナルランド」を作る〜

現在進行中、村づくりエンタメ番組「#かくめい」

http://かくめい.みんな ←現在メンテナンス中
https://www.youtube.com/user/KakumeiMinna

2 Comments

  1. アバター masa 2020年5月8日 at 12:42 PM

    いつも記事、動画みてます!
    かっこよすぎます!
    読んでるだけで、心が動きます。

    そういつの間にか1つのことにしがみついて、思考だけがおっきくなりガチガチに。
    経験が置き去りになり、心が固くなってしまってます。

    会いたいです!

    Reply
    1. yoshi yoshi 2020年5月10日 at 12:08 PM

      マサさん、ありがとう!
      現在進行中、村づくりエンタメ番組「かくめい」のプロジェクトもこれからどんどん面白くなっていくので、是非楽しみにね!
      もうすぐ家を建て始めるよw

      Reply

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